キッズ脱毛の料金に全国一律の相場はない!金額と合わせて持ちたい視点

キッズ 脱毛 料金 コラム

「体育のときに腕や脚の毛を見られるのが恥ずかしい」
「自分でカミソリを使いたい」

子どもからそう相談されると、脱毛を考えてあげたい一方で、「小学生で始めてもいいの?」「全部でいくらかかる?」と迷う保護者も多いでしょう。

キッズ脱毛の料金は、部位・脱毛方法・回数によって大きく異なります。たとえば現在の公式料金を見ると、ワキ1回2,200円のサロンがある一方、医療脱毛ではワキ・肘下・膝下の5回セットが101,200円という例もあります。

ただし、キッズ脱毛では「1回いくらか」だけで決めないことが重要です。剃毛料などの追加費用や必要回数だけでなく、成長に伴う追加施術、高額コースを前払いするリスクまで含めて考えると、家庭ごとの「本当の総額」が見えてきます。

この記事では料金相場だけでなく、医療脱毛とサロン脱毛の違いから追加費用、契約時の注意点までまとめています。最後までお読みいただくことで、キッズ脱毛の料金について何を比較すればよいのか、何度も検索して調べ直す必要がなくなるはずですよ。

キッズ脱毛の料金に全国一律の相場はない

まず、「キッズ脱毛の全国一律の相場」があるわけではありません。なぜなら、料金は施術方法・部位・回数・施設によって異なるからです。

現在確認できる公式料金でも、かなり幅があります。

施設・サービス 内容 料金例
Dione 両ワキ1回あたり 1,980円
Dione 全身から5カ所 1回あたり16,500円※12回コース
まちこ皮膚科クリニック ワキ1回 3,300円
まちこ皮膚科クリニック ワキ・肘下・膝下5回 101,200円
フレイアクリニック 9〜11歳女性向け5回 99,000円
フレイアクリニック 9〜11歳女性向け8回 151,800円

出典:お子様の脱毛について(Dione)
出典:キッズ医療脱毛について(まちこ皮膚科クリニック)
出典:キッズ脱毛プラン(フレイアクリニック)
※料金・対象条件は変更される可能性があります。契約前に必ず公式サイト・施設へ確認してください。

キッズ脱毛の料金は部位別・全身・学割の有無で変わる

キッズ脱毛の料金を考えるにあたって、3つのポイントがあります。

  • ワキ・腕・脚など部位別の料金
  • 全身脱毛の料金
  • キッズ割・学割の有無

1つずつ解説していきます。

1. ワキ・腕・脚など部位別の料金

子ども本人がワキや腕、脚だけを気にしているのであれば、最初から全身脱毛を選ぶ必要はありません。

たとえば、まちこ皮膚科クリニックでは女性・キッズ向け料金として、以下の料金が設定されています。

  • ワキ1回3,300円
  • 肘下1回13,200円
  • ワキ・肘下セット5回52,800円
  • 肘下・膝下セット5回96,800円

一方、脱毛サロンのDioneでは両ワキ1回1,980円、ひじ上または下1回4,950円という料金例があります。

したがって、料金を比較するときは、「キッズ脱毛はいくら?」ではなく「娘が気にしている腕と脚を脱毛するといくら?」まで条件を絞ることが大切です。

2. 全身脱毛の料金

全身脱毛は、施設によって対象範囲が異なります。

まちこ皮膚科クリニックでは、顔・VIOを含まない全身脱毛が1回49,500円、5回198,000円。顔・VIOを含むコースでは1回74,250円、5回297,000円です。

フレイアクリニックのキッズ脱毛プランでは、9〜11歳の女性を対象として5回99,000円、8回151,800円とされています。

同じ「全身脱毛」でも施術範囲が違うため、i顔・VIO・うなじ・手足の指など、どこまでの部位まで含むのか確認したうえで比較しましょう。

3. キッズ割・学割の有無

子ども向けの専用料金や、学割を設定している施設もあります。ただし、「キッズ料金だから必ず大人より安い」とは限りません。

年齢によって専用プランが終了し、一般料金へ切り替わる施設もあります。たとえばフレイアクリニックのキッズ脱毛プランは9〜11歳が対象で、12歳以上は一般料金です。

フレイアクリニック キッズ脱毛 料金

出典:キッズ脱毛プランの料金(フレイアクリニック)

割引率だけではなく、最終的に支払う総額を比べましょう。

キッズ脱毛は1回の料金ではなく総額で考える

キッズ脱毛の費用を見るときは、「1回料金 × 施術回数」で考える必要があります。
たとえば1回5,000円なら、以下のとおりです。

  • 1回:5,000円
  • 5回:25,000円
  • 8回:40,000円

実際は、回数コースによる割引があるため単純な掛け算にならない場合もあります。重要なのは、「安い1回料金」より「何回受ける前提の料金なのか」を見ることです。

一方で、子どもの脱毛について「○回受ければ終わる」とは断定できません。そのため、「5回コース料金=将来まで含めた最終料金」とは考えない方が良いでしょう。

キッズ脱毛のコース選びは料金より悩み別に判断する

キッズ脱毛を受ける際に考えたいのは、「安いのはどちらか」ではなく「本人は何に困っているのか」です。

比較表: 子どもの悩み別に考える脱毛範囲

子どもの悩み 最初に検討したい範囲
ワキだけ気になる ワキ
腕だけ気になる 腕
体育で腕・脚が気になる 腕+脚
複数部位が継続的に気になる 部位セットと全身を比較
本人の希望がまだ曖昧 契約前に希望部位を整理

たとえば、娘が「体育で腕を見られるのが嫌」と悩んでいるのに、「全身コースの方が1部位あたり安いから」という理由だけで施術範囲を広げる必要はありません。

本人の悩みが解決する最小範囲から考えると、支払額も小さくできます。

キッズ脱毛の都度払いと回数コースはどちらがお得?

キッズ脱毛において、都度払いとコースでどちらがお得になるかは人それぞれです。

例えば、1回の単価だけを見ると、回数コースの方が安く設定されているケースがあります。しかし、キッズ脱毛では「途中で通えなくなる可能性」も料金判断に入れる必要があります。

比較表: 都度払いと回数コース

比較項目 都度払い 回数コース
最初に支払う金額 小さくしやすい 大きくなりやすい
1回あたり料金 高めの場合あり 安くなりやすい
子どもが嫌がった場合 次回をやめやすい 未消化分が生じる
転居・予定変更 対応しやすい 解約条件の確認が必要
事業者への前払い額 小さい 大きくなりやすい

美容サービスの長期前払いには、施術とは別のリスクがあります。

消費者庁は、高額料金を一括で前払いする場合に、契約内容や支払い方法、「前受金保全措置」の有無などを十分検討するよう注意喚起しています。

美容医療サービスやエステティックサービス、語学教室や学習塾など、一定期間にわたって継続的に受けるサービスがあります。このようなサービスでは、高額料金の一括前払いを行うケースがありますが、契約期間中に事業者が倒産し、サービスも受けられなくなり、返金もされないという事例が発生しています。

一般消費者が、当該事業者の経営状況等を把握することは容易ではありませんが、契約内容や支払い方法等を検討することにより、万一倒産した場合の被害を減らすことができる可能性があります。長期間にわたる契約を行う際は、慎重に行いましょう。

出典:「前受金保全措置」の有無を確認するなど、高額料金の一括前払いを行う際は、契約内容や支払い方法等を十分にご検討ください!(消費者庁)

また、国民生活センターは、エステサロンが破産した場合、未施術分が残っていても返金を十分受けられない可能性があると説明しています。該当ページは2025年8月にも更新されています。

事業者が破産手続き開始の申し立てを行い、裁判所から破産手続き開始の決定を受けると、事業者の財産は破産管財人(弁護士)の管理下に置かれます。一般的に、消費者は「債権者届」を破産管財人に提出し、破産管財人の作成する債権者名簿に登録され、一般債権者の扱いで清算配当を待つことになります。清算は、優先債権(税金や従業員の給料等)への支払いを終えてから行われるため、配当はほとんど期待できない場合があります。

出典:契約中のエステサロンが破産した!(国民生活センター)

一定の長期・高額なエステや美容医療は特定商取引法上の「特定継続的役務」に該当する場合があり、条件を満たせばクーリングオフや中途解約のルールがあります。

「12回なら1回あたりが安い」という数字だけではなく、今いくらを事業者へ預けることになるのかも比較しましょう。

キッズ脱毛でコース・プラン以外にかかる4つの追加料金

脱毛料金を比較するときに見落としやすいのが、施術料金以外の費用です。

  • 初診、カウンセリング料
  • 剃毛料
  • 麻酔料
  • キャンセル料

1つずつ見ていきましょう。

1. 初診・カウンセリング料

医療脱毛では、診察やカウンセリングが必要になります。

「カウンセリング無料」と記載されていても、診察料や再診料が別に設定されているケースがあるため必ず確認しましょう。

2. 剃毛料

照射前には、ムダ毛を短く処理する必要があります。

自宅で十分に処理できていなかった場合、剃毛料が発生する施設があります。例えば、まちこ皮膚科クリニックでは、剃毛料金が1部位3,300円と設定されています。たとえば3部位すべてで毎回剃毛料が発生すれば、1回だけでも9,900円です。

施術料金だけを見ていると、想定より支払額が増える可能性があります。

3. 麻酔料

医療レーザー脱毛では、子どもが痛みを強く感じるケースもあります。

小児脱毛に関する2023年のシステマティックレビューでは、対象症例の65%で何らかの疼痛管理が必要だったと報告されています。

ただし、研究対象には一般的な美容目的とは異なる症例も含まれるため、日本のキッズ脱毛利用者全体へそのまま当てはめることはできません。とはいえ、麻酔を利用する可能性がある場合は、料金も確認しておきましょう。

4. キャンセル料

子どもは急な発熱や体調不良で、予定を変更することがあります。

そのため、「当日キャンセルはいくら?」「施術1回分が消化扱いになる?」まで確認しておくと安心です。

クリニック・サロン選びで金額にまつわる8つのポイント

キッズ脱毛のコースを契約するにあたって、料金表を見るときは次の順番で確認すると比較しやすくなります。

  • 対象年齢を確認する
  • 希望部位が対象か確認する
  • 追加料金を確認する
  • 肌トラブル時の対応を確認する
  • テスト照射の有無を確認する
  • 保護者同席・同意条件を確認する
  • 中途解約・返金条件を確認する
  • 当日の高額契約を急がない

1つずつ解説します。

1. 対象年齢を確認する

「キッズ脱毛」と書かれていても、対象年齢は施設ごとに異なります。年齢だけでなく、保護者の同席が必要かも確認しましょう。

例えば、フレイアクリニックでは、9〜11歳向けキッズ脱毛について親権者による予約とカウンセリング時の同席を求めています。

2. 希望部位が対象か確認する

「全身」という名称でも、施術範囲はどの施設も同じとは限りません。

候補を比較するときは、同じ部位に条件を揃えることが重要です。

3. 追加料金を確認する

「5回10万円」などのコース料金だけではなく、以下の費用がかかるかどうかも確認しましょう。

  • 剃毛
  • 診察
  • 麻酔
  • キャンセル

追加するオプション次第で、金額が大きく異なります。

4. 肌トラブル時の対応を確認する

特にサロンでは、肌トラブルが起きた場合にどの医療機関へつなぐのか確認しておくと判断材料になります。

医療脱毛であっても誰が診察し、どのように対応するのか確認してください。

5. テスト照射の有無を確認する

初めて脱毛を受ける子どもは、痛みの感じ方や施術後の肌の反応を事前に確認できると安心です。

テスト照射に対応している場合は、契約前に実際の刺激を体験し、無理なく施術を続けられそうか親子で確認しておきましょう。

6. 保護者同席・同意条件を確認する

未成年者への対応ルールは、施設ごとに異なります。

予約時点で確認しておくと、当日に施術を受けられないといった事態を避けられます。

7. 中途解約・返金条件を確認する

回数コースの場合は、「途中でやめたら何円戻るか」まで確認しましょう。

「解約できます」という説明だけでは不十分です。あとで、高額のコース料金が無駄になってしまった…とならないように、事前に確認しておくと安心です。

8. 当日の高額契約を急がない

「今日契約すれば安くなる」と言われても、その場で即決する必要はありません。

料金表や契約書を持ち帰り、総額・追加料金・解約条件を比較してから決める方が判断しやすくなります。

消費者庁も、脱毛エステなどの継続サービスで高額な料金を前払いする場合には、契約条件を十分確認するよう呼びかけています。

保存版:わが子のキッズ脱毛・総額診断シート

ここでは、総額で計算する際に必要な項目やキッズ脱毛を受けるかどうかの判断基準、カウンセリング時に確認したい項目をまとめました。

① 実効総額計算シート

  • 施術、コース料金
  • 初診、カウンセリング
  • 剃毛料
  • 麻酔料
  • キャンセル関連費
  • その他
  • 現時点の総額
  • 将来の追加施術料金
  • 中途解約条件

② キッズ脱毛開始判断チェックリスト

  • 子ども本人が継続的に毛を気にしている
  • 親だけでなく本人も脱毛を希望している
  • 気になる部位が具体的に決まっている
  • 自己処理による肌負担がある、または自己処理を始めようとしている
  • 施術方法や痛みについて本人が理解できる
  • 施設の対象年齢を確認した
  • 表示料金以外の追加費用を確認した
  • 中途解約・返金条件を確認した
  • 成長後に追加施術が必要になる可能性も理解した
  • 少なくとも2〜3施設を同じ条件で比較した

③ カウンセリングで聞きたい10の質問

  • この年齢でも施術できますか?
  • 本人が気にしている部位だけ受けられますか?
  • 何回程度を一つの目安として考えればよいですか?
  • 表示料金以外に何がかかりますか?
  • 剃毛料はいくらですか?
  • 痛みが強い場合はどう対応しますか?
  • 肌トラブルが起きた場合は誰が対応しますか?
  • 途中でやめた場合、未消化分はいくら返金されますか?
  • 当日キャンセルは料金・回数消化にどう影響しますか?
  • 成長後に追加施術が必要になる可能性をどう考えていますか?

それぞれの項目を確認しておくことで、より子どもに合うクリニックやサロンで脱毛を受けられるはずですよ。

キッズ脱毛の料金に関するよくある質問

ここでは、キッズ脱毛の料金に関するよくある質問をまとめました。

1. キッズ脱毛はいくらくらいかかりますか?

部位や回数によって異なります。現在の公式料金では、ワキ1回1,980円のサロン例から、複数部位・全身の5回コースで10万円以上になる医療脱毛まで幅があります。

1つの「平均額」だけで判断せず、本人が希望する部位と必要回数に条件を揃えて比較してください。

2. 小学生でも脱毛できますか?

小学生を対象とするサービスはあります。たとえばフレイアクリニックでは9〜11歳の向けキッズプランを設けています。

ただし、施術可能年齢は施設ごとに異なり、年齢だけで安全性を判断できるわけではありません。

3. キッズ脱毛は何回必要ですか?

毛質、部位、方法などによって異なるため「必ず○回」とは断定できません。

カウンセリングでは「何回必要ですか?」だけでなく、「その回数を超えた場合の追加料金はいくらですか?」まで聞いてください。

4. 子どもは大人より安く脱毛できますか?

キッズ専用料金を設定している施設はありますが、必ず大人より安いとは限りません。

年齢条件や対象範囲まで含めて比較しましょう。

5. 医療脱毛とサロン脱毛ではどちらが安いですか?

1回の表示料金だけならサロンが低く見えるケースがありますが、単純比較はできません。

医療脱毛とサロン脱毛は施術の位置付けが異なり、必要回数や契約方法も違うため、最終総額で比較することが重要です。

6. 子どもの脱毛は大人になったらまた生えますか?

追加施術が必要になる可能性はあります。小児脱毛に関するレビューでは、子どもで成人より再発が多い可能性が指摘されています。

7. キッズ脱毛は痛いですか?

脱毛時の痛みには個人差があり、使用する機器や施術部位によっても異なります。子どもが強い痛みを感じる場合もあるため、無理に施術を続けないことが大切です。

心配な場合は、テスト照射や出力調整に対応しているか事前に確認しましょう。

8. 全身脱毛と部分脱毛ならどちらがおすすめですか?

本人が一部の毛だけを気にしているなら、まず部分脱毛から比較する方法があります。全身の毛を継続的に気にしている場合は、複数部位セットと全身コースの総額を比較してください。

9. 保護者の同意は必要ですか?

未成年者について、保護者の同意や同席を求める施設があります。条件は施設ごとに違うため、予約前に確認してください。

例えば、フレイアクリニックのキッズプランでは、親権者による予約とカウンセリング時の同席が必要です。

10. 子どもが脱毛したいと言ったらどうすればいいですか?

最初に「どの部位を、どんな場面で気にしているのか」を聞いてください。

本人の悩みを整理したうえで、自己処理、部分脱毛、全身脱毛などの選択肢を親子で比較すると、必要以上に契約範囲を広げにくくなります。